ピアノ練習のモチベーションを保つ6つの秘訣

継続は力なりと、わかっているけどやる気がでない。そんな時もあります。練習方法を工夫して楽しむことで、モチベーションがぐんと上がります!

by Michael Lane

ピアノの練習をやめたい、と思ったことは一度や二度ではないはず。楽しくなかったり、目指すものがない、と感じたとき。上手く弾けず悔しい思いをしたり、上達が目に見えず、練習の習慣がどうしてもつかなかったとき。挫折には、実に様々な理由があります。

ピアノを続けるのが嫌になるのは、よくあることです。でも大丈夫。やる気を損なう要素を改善することで、モチベーションを保つことができます。今回は、ピアノを続けるモチベーションを維持するために、本当に効果がある6つの秘訣をご紹介。

1. 好きな曲で学ぶ

楽しいはずのピアノレッスンや練習が、つらい修行のように感じてしまうと、ピアノを弾く気になれませんよね。特に習い始めの頃は単純な指練習ばかりで、ピアノの楽しさに気づけないかもしれません。ピアノの良いところは、レベルに合った楽譜さえあれば、どんな曲でも弾けること。ベートーベンでも、映画のサントラでも、80年代のバラードでも、心から弾いてみたいと思える曲であれば、毎日の練習も楽しくなります。

Love light sign

2. 一曲弾けるようになったら、次へ進む

一曲を初めから最後まで弾けると、とても満足感がありますよね。弾ける曲を何度も弾きたくなる気持ちも分かります。習った内容を忘れないよう復習することは大切ですが、新たなモチベーションを得るには、次に進むことが不可欠。様々なスタイルやテクニックの曲を練習することで、弾ける曲のレパートリーを広げることもできますが、大事なのは自分の好きだと思う曲を練習すること。アプリで練習する場合、何千曲もの練習曲の中から次に習いたい曲を探すことができ、楽譜を買う必要もないので、弾きたい曲を見つけすぐに練習を始められます。

3. 目標を宣言する

「来年の発表会に向けてショパンを弾けるようになる」「クリスマスまでにクリスマスソングをマスターする」といった長期的な目標でもいいですし、「ピアノを持っている友人のホームパーティーでみんなで一緒に歌えるような曲をマスターする」といった短期的な目標でもOK。大事なのは、達成したい目標を具体的に設定すること。今すぐ発表会の申し込みをしたり、みんなにクリスマスやパーティーで演奏すると宣言してみましょう。これでもう後には引けません!

4. ピアノやキーボードを最適な場所に置く

忙しいと練習する時間が取れず、せっかくマスターした曲もすぐに忘れがち。特にキーボードの場合、クローゼットから出してセットアップして、コンセントを差し込んで電源を入れないと練習が始められず、面倒でつい練習をさぼってしまいがち。

でも解決策は簡単です。キーボードを置くのは常に目に入る場所に。座るだけですぐ演奏できるようセットアップしておきしょう。例えば、ソファから見えるリビングの向かい側や、キッチンに向かう途中の場所など良い気分で弾ける快適な場所を、「ピアノゾーン」にしてしまえば、毎日の練習が習慣になります。

5. 自分に合った時間に練習する

arm with an Apple watch

習い事や練習に「最適な時間」は、人によって違います。朝一杯のコーヒーを飲みながらピアノを弾きたい人もいれば、仕事が終わってからピアノに向かう人も。モーツァルトは早朝や深夜を好む一方、シュトラウスは午前中が最も生産的でした。自分にとってベストな時間を見つけるために、色々な練習時間を試してみてください。最も集中できる時間帯が見つかったら、練習時間としてスケジュールに組み込みましょう。

ピアノ教室の先生の都合に合わせる場合は難しいですですが、練習の手助けとしてピアノアプリを使用しているなら、いつでも好きな時間に練習できます。深夜に練習する方が集中できるなら、電気キーボードとヘッドフォンを使うのもおすすめです。

6. 上達状況を確認する

同じ指練習を何回もしなければならない。同じ事の繰り返しで、イライラして上達しない気がする。自分にはピアノは向いていないと思い、そしてあきらめる。これはよくある話です。

実際には少しずつ上手くなっているのに、記録しておかない限り、自分で確認するのは難しいのです。ピアノの先生も、必ずしも上達状況を教えてくれる訳ではありませんし、ビデオによるピアノ学習ではフィードバックが圧倒的に不足しています。アプリを使ったピアノ学習では、練習の進捗状況を記録&確認できます。短期間でどれだけ学習して上達したのかを振り返られるようになれば、毎日の練習が楽しくなり、ピアノを続けるモチベーションに繋がります。

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